納得できる転職にするために「自己分析をしてからキャリアアドバイザーを利用すべし」

転職成功のポイントは自己分析

自己分析とはこれまでの経験やスキルを洗い出し、「自分の強み」を明確にすることで、転職活動に欠かせないファーストステップです。
まずはこれまで仕事で経験してきたことや得意なこと、できることと苦手なこと、強みや弱み、性格の長所・短所を細かく書き出していきましょう。自己分析によって自身の能力やスキルが客観的に把握できれば「自分のできること」と「これからやりたいこと」が自ずと見えてきます。また、自己分析は自分自身を見つめ直す良い機会でもあります。適当に分析するのではなく時間をかけて行うようにしましょう。

具体的なやり方

自己分析はこれまでの経験や自身の長所・短所、取得した資格などを書き出していきますが、ただ書き出すだけでは不十分です。成果を上げるために行った工夫や改善した点、苦労した案件があればその対処法や失敗した経験、印象に残ったエピソードも加えていきましょう。成功体験や失敗体験を振り返ることでより客観的に分析できるようになります。
もし大きな成果を挙げたことがない場合は所属する部署の中で上げた実績や上司から褒められたこと、クライアントから感謝されたことなどを振り返るといいでしょう。
自己分析のやり方についてもっと詳しく知りたい場合は、「Will」「Can」「Must」を含めた4つのステップで分析する方法を紹介している下記のサイトを参考にしてみてください。

転職の自己分析のやり方【転職エージェントがわかりやすく解説】

自己分析の重要性とやり方を分かりやすく解説しています。

良い自己PRを作ろう

自己分析でアピールする内容がまとまったら、いよいよ自己PRの作成です。具体例からOKの書き方とNGの書き方を紹介するので参考にしてみてください。
たとえば、営業職に応募する場合はこれまでの経験を交えながら入社後の働き方を描いていくのが一般的ですが、「営業職としてお客様に信頼されることを第一に行動してまいりました。飛び込み営業なども経験しながら営業マンとして4年間働く中で、どんなときもお客様のニーズを最優先に考えることが大切だと学びました。入社後はこの経験を活かしてお客様目線の提案をしていきたいです。」という書き方では抽象的過ぎるため相手には伝わりにくくなってしまいます。
短い文章に説得力を持たせるには具体性が必要です。「これまでは個人店向けに飛び込み営業をメインにしてまいりました。お客様に信頼いただけるようにまずは趣味や興味のある話で心を開いてもらい、それから提案していくように心がけました」のように行動したことを具体的に盛り込むと採用担当者のイメージを良くし、信頼も得られます。